2007年12月23日
FOXスクリーンフレンドNEWS 「いつも2人で」特集新聞!
これは1967年に20世紀FOX映画が発行した“FOX SCREEN NEWS”のNo.1(創刊号)です。広告部分以外は全て「いつも2人で」の記事で埋まっています。サイズは大体A2の紙を半分に折ったもの(A3二つ折り)。
第4面でFOX友の会である、FOXスクリーンフレンドの第一次会員募集の広告があります。
このFOXスクリーンフレンド、お馴染みの方もいらっしゃるんじゃないかと思いますが、70年代~90年代、よくスクリーンとかに広告が載っていましたよね。最後の方はチラシしか売ってなかったし、20世紀フォックス社とは切り離されてしまってたように思いますが、最初はその名のとおり、20世紀フォックスの友の会だったんですね。
FOXスクリーンフレンドでは、昔はポスターやキャビネ写真、ポスター、パンフレットなど、いろいろな物を売ってました。僕もお世話になったクチです。
僕がオードリーファンになった後で古本の74年頃の「スクリーン」を見たら「おしゃれ泥棒」と「いつも2人で」のキャビネ写真、100枚組(!)というのを売っているのを見つけて、既に商品リストからは外れていたのに、しつこくしつこく何度も“売っていただけませんか?”って連絡して、最初は返事なしだったのにとうとう根負けされたのか、“ありますよ”って両方とも売っていただきました。(^-^
「おしゃれ泥棒」は残り物だったのか、現像が濃くてちょっときちゃなかったですけど、「いつも2人で」は新たに現像していただいたようで、とっても綺麗でした。
他にも作品別のオードリー作品のキャビネ写真や、カラー写真、パンフレットなどを買いましたねー。ここは画像の原板を持っているので、ここでのキャビネ写真は価値が無いそうなのですが、ファンはそんなのどうでもいいことですよね。1作品20枚~30枚組のキャビネ写真はとっても貴重です。
僕も昔は「緑の館」「ローマの休日「パリの恋人」などいっぱいキャビネ写真を持っていましたが、やはり高校時代に手放してしまい、今でも残っているのは「いつも2人で」「パリで一緒に」「暗くなるまで待って」など数作品のみです。
一番もったいないのは無理を言って買わせていただいた「おしゃれ泥棒」100枚組ですよねー。珍しい画像も多かったし、今でも取り戻したいですよねー。
あ、大きく脱線してしまいましたが、この新聞の第1面は光安敬一という人の「タメイキの秀作」という解説(チラシなどでも採用)、中面の第2面・第3面はオードリーのファッションチェック、第4面はオードリーのことと、試写会を見ての各映画評論家のコメントになっています。
オードリー紹介の欄では、「映画の友」での人気のことも載っていて、編集長の土田英一氏がこの「いつも2人で」を観て“67年度(68年発表)のトップもオードリーだネ”と語ったことが書いてあります(実際68年度のトップはオードリーでした)。
で、会員募集のところに書いてある、入会すると“オードリー・ヘップバーン「いつも2人で」カラーポートブック を進呈いたします。”というのが気になるな~~!僕も欲しいなーっ!
こんなのが特典だったら、僕も入会します!入会金50円、年会費400円(そう書いてる)だったら即行払えそうだし(笑)。
「いつも2人で」ファンには涙ちょちょ切れ物の、嬉しい新聞。(↓下の画像が中面)
ちなみに今年2007年は「いつも2人で」公開40周年だったんですよ。